歩きスマホがダメで、なぜルービックキューブは良いのだ?
先日、近所を散歩していると、前方から歩いてくるおじさんがルービックキューブをしておりました。
『変わった人だなぁ』
と思い、その場は終わりましたが、よくよく考えると歩きスマホが社会問題となる中、『歩きルービックキューブ』は如何なものか?と
沸々と怒りというか、疑問というか…
『お巡りさん、コイツです。』
という感情が湧き上がってきたのです。
なぜ歩きスマホが社会問題とまでなっている中で、ルービックキューブがおとがめなしなのか。
ニュースで取り上げられないのか。
理解が及ばないのです。
どうやらルービックキューブは法律の穴をすり抜けているようなので、憲法改正の一助となるべく、いかに歩きルービックキューブが危険かを歩きスマホ的観点から解き明かしたいのです。
そして
あのルービックキューブおじさんを次に発見した際は、胸をはって警察へ突き出すのです。
歩きスマホが問題となった原因は、大きく分けて3つあります。
- タッチ操作
- リアルタイム性
- 普及率
です。
まず
タッチ操作
一昔前のガラケーであれば、ボタン操作でブラインドタッチがしやすかったですが、スマホのタッチ操作ではそれが不可能なため、より画面に集中する必要があります。
ルービックキューブも同様で、余程の達人でない限り、ブラインド操作は不可能です。
そして、あのおじさん。
ダックスフンド並みの小股で歩き、手の動きは鈍く、深く思案している様子でした。
よってあのおじさんは、他の歩行者に衝突する危険性がある、初心者ルービックキューバーなのです。
次に
リアルタイム性
スマホではツイッターやフェイスブックなど、リアルタイムに更新されるSNSが広く使われている為、確認頻度が高いです。
そして、ルービックキューブ。
更新頻度が高い……どころか、自らが更新し続けなければならない。
スマホどころの話じゃないです。
視野制限、注意散漫、知的興奮。
危険な3要素が集約されています。
またこの知的興奮状態。これがヤバイ。
ツイッター、フェイスブックでも、この知的興奮を味わえるのは、余程のバズり記事くらいでしょう。
それをあのおじさんは、ルービックキューブを解き、常に知的興奮状態を保ったまま歩いているのです。
『でぇへへっ笑、分かった。こうかな?コッチかなぁ?』
『あぁあぁ、分かった。いける…イケるぞぉ♡』
もう変態です。
『お巡りさん、コイツです。』
脳の喜びが漏れ出ているのです。
ただの変態です。
『お巡りさん、コイツです。』
歩きルービックキューブ以外にも余罪がありそうな気配がプンプンします。
よってあのおじさんは、他の歩行者に衝突しつつ、その勢いでラッキーおっぱいを企む変態ルービックキューバーなのです。
最後に
普及率
これについては、日本社会そのものに苦言を呈したいところです。
歩きスマホが社会問題として目立ったのは、スマホの普及率が高いことがあります。
確かに『ルービックキューブをしながら道を歩く』という人物に出会う事はなかなか無いでしょう。
しかし、上記でお伝えしたように、歩きスマホと同様の危険性を孕んでいるのです。
他にも、
読書をしながら歩く人
2人で爆笑しながら歩くマイメン女子高生
鏡で顔面の仕上がりを確認しながら歩く女子
など、全て
『歩き二宮金次郎』
『歩きマイメン』
『歩く顔面』
となり、社会問題となり得るのです。
普及率の低さから、世間に認知されない問題を軽視するのは良くありません。
まずスマホの普及を誰がどこまで予想出来たでしょうか?
歩きスマホが社会問題となる事を誰が予想していたでしょうか?
ルービックキューブもかつては一世を風靡したものです。
タピオカだってまた流行り始めてるでしょう?
歩き〇〇の〇〇には、まだまだ事故に繋がる事象が存在するのです。
まとめると
『普及率が低い事象にも、歩きスマホと同様の事故を引き起こす要素がある』
『ルービックキューブやりながら歩いてるような人物はまともじゃない』
ですかね。
なので、
もしスマホが普及してなかったら、お前ら全員まともじゃない。
っていうね。