ボンビーガールの上京ガールを見るたびに親心が芽生えていくのが分かる。
最近、
『ボンビーガール』という番組の『上京ガール』というコーナーにどハマりしております。
『上京ガール』は、目標や夢を持った20歳そこそこの女の子達が、地方から都内に引っ越しをするところを追うドキュメンタリー的コーナーです。
このコーナーの何がそんなに魅力的か。
それは
とにかく『心配』という所です。
道に迷わないか?
不動産屋に騙されないか?
不審者に絡まれないか?
とにかく心配です。
親御さんの勇気と我が子への愛情に尊敬の念すら覚えます。
特にメインの物件探し。
私は不動産屋が悪巧みをしていないか目を光らせます。
『おい、この不動産屋えらい若造じゃねぇか?!変な物件紹介しないだろうなぁ?』
『おいおい、風呂トイレ別が良いって言っただろぉがよ!』
『おいおいおい、外に洗濯機があるなんて、下着泥棒にでもあったらどうすんだぁこの野郎。オメェ盗むんだろ?!絶対そうだろ?!』
という具合で厳しく監視の目を光らせております。
気持ち悪いくらいのどハマりっぷりです。
私自身も親御さんに警戒される恐れがあります。
でも、それほど心配になるくらい、女の子達が純粋なのです。
そして、一番の問題はやはりお金です。
『この駅の周辺に住みたい』
『こういう家が良い』
様々な希望がありますが、どうしても経済的に厳しく、妥協せざるを得ません。
その妥協する姿に過去の自分を思い出し、痛く共感するのです。
『いやぁわかるわぁ〜、そうだよなぁ…』
と思わずにはいられません。
そして、救いの手を差し伸べたくなるのです。資金援助したくなるのです。
キモいくらい応援したくなるのです。
アイドルオタク状態です。
そんなわけでして、誰もが
『なんとか応援したい』
『自分に何ができるんだ?』
『そうだ、この番組を見続けよう。来週も再来週も、その次も』
となるわけです。
なぜなら、上京ガールでは上京の様子を撮影するお礼として、番組から女の子に10万円が渡されます。
なので番組が長く続いていけば、より沢山の女の子達が夢に向かってスタートダッシュを切れるのです。
そして、長寿番組となり視聴者も一緒に歳を重ねる事で、親心がみるみる増幅していき、ますます魅力にハマっていくでしょう。
視聴者の親心に訴え、なおかつ親心を育てる役割も果たし、さらに若者の夢も応援するスゴイコーナーなのです。
こんな平和なことがありますか?
こんな好循環がありますか?
このコーナーを作った作家さんは天才でしょう。
少子高齢化に伴い、若者が年長者を支える社会である中、年長者が若者を支え、応援する流れを今作り上げようとしているのです。
このような考えを持っている方が居てくれることに、本当に感謝しています。
ありがとうございます。
お礼に実家から送られてきたタマネギあげます。
マジで食い切れん…誰かお礼させてくれ